網走JCシニアクラブ観楓会が開催されました。

【旧ブログコンテンツより移行 2020年10月30日】

10月29日(木)網走青年会議所シニアクラブの観楓会が網走セントラルホテルにて開催されました。

この観楓会は、網走青年会議所シニアクラブが毎年行っている行事で、主に還暦を迎えられる先輩のお祝いをされています。

本年は、波岡英治シニアクラブ会長のもと、シニアクラブ43名が出席され、本年還暦を迎えられる、栗田政男先輩、畑中敬司先輩、酒井博明先輩、高田巧先輩、和田久幸先輩、石丸司先輩の現役時代を動画で振り返り、当時を懐かしんでおられました。

現役からは、新谷理事長、柏崎次年度理事長予定者が参加し、ご挨拶の機会をいただきました。

この「観楓会」、調べてみると、どうやら北海道限定のものなんですね。

北海道は、春の花見の時期が遅く、まだその時期が寒いこともあり、秋の紅葉を鑑賞しながら交流を深める「観楓会」というものが、独自の文化としてあるようです。

網走青年会議所シニアクラブは、網走JCをご卒業されたOB・OG、約140名の会員で構成されております。会長は、歴代理事長が年の順番で就任されるケースが通例となっており、副会長には会長になられた理事長時代の専務が就任されます。また、幹事はJCを卒業されシニアクラブに入会された先輩が名を連ねます。

本年は、コロナウィルスの影響により、恒例のOB交流例会が中止となりましたが、いつも現役の活動・運動、また会員拡大にお力をいただいております。

2022年に網走青年会議所は、創立70周年を迎えます。

1952年3月14日、日本で28番目、北海道では、函館、旭川、札幌に次ぐ4番目の青年会議所として、旭川JCのスポンサーのもと、創立されたのが網走青年会議所です。道東としては、初めての青年会議所の創立となっています。

北海道地区大会は、第1回1952年から1954年第3回までが札幌での開催でしたが、1955年第4回大会を、地方都市として初めて網走JCが主管した歴史があります。その後、1968年、1980年、1995年、2005年、2015年とこれまで計6回の地区大会を主管してきました。

ちなみに、北海道地区大会は、2020年まで、釧路JC7回、北見JC6回、苫小牧JC6回を主管されており、網走JCも同じく6回地区大会を主管しています。これをみると、釧路、北見、網走と道東エリアの主管が多く、そういった意味でも道東が「リーディングエリア」といわれる由縁が理解できます。

北海道地区協議会には、創立時の理事長である田辺正英先輩が1956年会長に就任、その後1970年大林宏文先輩、2018年中村圭先輩が就任されております。

人口としては決して多くない網走市ですが、歴代の諸先輩方が創立から、この青年会議所の中で活躍されて現在のまちがあります。その思いを受け継ぎ、これからもまちづくり・ひとづくりに尽力してまいります。

2020年の網走青年会議所は、新谷理事長を先頭に、スマートシティ網走の端緒を開くため、ど真ん中の気概で活動・運動を展開しております。今後とも、網走JCブログをよろしくお願いします。