網走市藻琴の国道244号線沿いに設置していました北方領土返還要求啓発看板ですが、昨年、経年劣化により落下の恐れがあったため看板を長らく撤去しておりましたが、本年一般社団法人網走青年会議所創立70周年記念事業として看板を新しくリニューアルさせていただきました。
リニューアルにあたり、網走市内高校生を対象に標語コンクールを実施し、最優秀賞に輝きました網走桂陽高等学校2年 加藤 春菜 様の標語『いつの日か 千島桜を 見に行こう』が書かれた新設看板がこの度完成し11月28日報道機関各社に対して完成報告会が行われました。
この北方領土返還要求啓発看板は昭和53年(1978年)、網走青年会議所により初代看板(初代標語「返せ!北方領土 この島々にかけよう虹のかけ橋」)が設置されてから、平成3年(1991年)改修工事が行われ(二代目標語「平和にむかって還る みんなのアイランド」)標語も新たになりました。そして、この度31年ぶりとなる三代目看板では、「北方領土問題の平和的解決へ向け、次世代を担う若者と共に返還要求運動の気運を高めていきたい」という強い思いから、初めて市内高校生からご応募いただいた作品の中から、標語の採用をさせていただきました。
いつの日か、北方領土問題が平和的に解決するその日まで、私達網走青年会議所は今後も運動を続けてまいります。
網走タイムズ 12月1日 紙面
北海道新聞 12月1日
毎日新聞 12月2日
読売新聞 道東版 11月30日