組織力を強化するために、必要なこととは?(3月第1例会)

9月11日(金)19時から、3月第1例会「心に火を灯せ!」を、田中委員長率いる拡大委員会が担当し、網走セントラルホテルにて開催しました。

当初は、3月2日に開催予定でしたので3月第1例会となっていますが、コロナの影響で延期となり、7月に開催を予定するも、再度の延期となり、3月の例会をやっと9月に開催することができました。

本年は会員数21名でスタートし、そこから13名の新入会員を迎えました。半数以上が新入会員となり、青年会議所としての組織力の低下が懸念されることから、本例会では組織力を強化するために、会員に青年会議所の魅力や価値を伝え、帰属意識を向上させることを目的に開催しました。

2011年第60代理事長を務められた杉本匡規先輩から、ご講演をいただきました。

青年会議所も、会社も、野球やサッカーのチームもすべて組織であり、組織力を高めることが、成果を出すうえで重要なポイントです。

・組織への帰属意識の高低=組織力

・個人では、JCの中で自分がなくてはならない存在として認識できているか?
→一人一人が、確固たる自尊心を確立すること

・組織では、JCが世の中からなくてはならない存在だと認識されているか?
→組織の歴史を学び、誇りを持つこと

杉本先輩が理事長をされていたとき、所信に引用されたいた、金子みすゞさんの「私と小鳥と鈴と」の詩の紹介を交え、みんな違っていてもいい、それぞれに重要なことは、自尊心を持ち、歴史を学び誇りを持つことから、帰属意識は高まっていくというお話でした。

自尊心が弱まれば、
・活動・運動が低迷し、発信力が弱まる。
・アクティブメンバーが減少
・まち・ひとへの影響力低下
・会員の減少
・理事長や委員長等を担う人材難
・ひとに合わせた組織になる
・理事会等の組織が有する機能を発揮できない
・組織が崩壊し、解散

となり、まずは自尊心・自己肯定感を高めることが重要であり、併せて組織の歴史を学び、誇りをもつことが、帰属意識をもつうえでのポイントであり、今後の組織を運営するにあたり、明確な羅針盤を得られた例会となりました。

これは、青年会議所だけでなく、家族であればその家のルーツを知ることから、なぜ私は存在するのか?を考えられるでしょうし、会社であれば創業の歴史を知らなければ、なぜわが社が存在しているのかを理解することはできません。

組織として成果を出すためには、組織力を高めることが重要であり、それにはまず歴史を学び、自尊心を持つことから始まります。

2020年の網走青年会議所は、新谷理事長を先頭に、スマートシティ網走の端緒を開くため、ど真ん中の気概で活動・運動を展開しております。今後とも、網走JCブログをよろしくお願いします。