6月29日、30日オホーツク・文化交流センター(エコーセンター2000)1F展示室にて、ひとづくり委員会の事業「英霊の追想展〜学ぶ、思いやりの心〜」が開催されました。
本事業では利他の精神をもった人材の育成のために、網走市連合遺族会や網走神社から許可をいただきお借りした資料を展示し、歴史と英霊の遺した利他の精神・家族への思いに触れてもらい、国家に対する当事者意識と日本の精神文化である思いやりの精神を再認識していただく目的で開催されました。
来場された方々は、戦争で亡くなられた方の手記や手紙、また残された遺族の方々の思いが綴られたパネルを真剣な眼差しで見ていらっしゃいました。遺族会様、網走神社様からお借りした資料の中で、特に足を多く止められたのは2枚の日章旗でした。戦争に出兵された方々が残された、決意が記された日章旗、様々な思いで見られたのではないでしょうか。
30日には、語り部の方をお呼びし、特攻で亡くなられた方が、どのような思いで向かわれていったのかをお話しいただきました。
ロビーの近くで展示したこともあり、小さな子供たちが楽しそうに走っているところが印象的でありました。
平和を願い出兵された方々の思いをしっかりと受け止め、思いやりの心を持って、運動を展開して参ります。