2020年度じゃがいもクラブ

青年会議所には、ゴルフを通じて先輩との懇親を深めるじゃがいもクラブという会があります。
本年は、中振恵梨会長、梶田孝明幹事のもと、第1回8月2日、第2回9月13日に開催させていただきました。
滝井先輩がグランドチャンピオンとなられました。おめでとうございます。

ところで、

なぜ「じゃがいもクラブ」というネーミングなんだろう?
全国にじゃがいもクラブがあるのは、なぜなんだろう?

ということで、じゃがいもクラブの歴史を勉強してみました。以下、日本JCじゃがいもクラブのHPより引用します。
http://www.jc-jagaimoclub.jp/index.html

じゃがいもクラブは、1954年の発足、そして1958年に社団法人日本青年会議所において「分科団体活動に関する規定」が設けられ、じゃがいもクラブが分科団体として公認されたことに始まり、初代黒川光朝会長と池田徳五郎キャプテンの連名で、全国の青年会議所に入会を懇請され、日本JCじゃがいもクラブが誕生いたしました。
60数年を経た現在でも、創始の理念であります「奉仕及び修練の場であること」・「現役とOBの架け橋であること」を基軸として全国約160ロムの皆様が活動しております。

次は、日本JCじゃがいもクラブ初代会長 黒川 光朝先輩の文章です。

東京JCじゃがいもクラブの30周年に際して何か書けとのことで筆を取ったが、最初の頃のことはあまりよく憶えていない。たしかゴルフ好きの連中がたまには一緒にプレーをしようとしたのが切っ掛けである。それは連日連夜のJCの創生期の会議やら打合せやら一杯飲むばかりでなく、外の空気を吸って、大いに発散しようとしたに他ならない。それが徐々に人も多くなり、名前も、芋掘りゴルフが多かったので、JCにもじって、じゃがいもクラブとしたわけである。その中に、JC活動は何もやらなくてただゴルフをするだけの会員が出て来た。そこで本末転倒をしてはこのクラブの意味のないことを大いに強調し、ゴルフだけの会員を逆にゴルフによって出来た友情を利用して、会の任務を押しつけたこともあった。もう一つはゴルフのマナーのことで、何処に出ても恥ずかしくないゴルファーになってもらうように、随分やかましく云った。流石にJCの連中はマナー、エチケット、ルールすべてに満点だと云われるように、ゴルフ道の先輩として注意したことも思いでの一つである。

最後は、2代会長 三輪 善兵衛先輩の文章です。
「ジェーシージー(JCG)つまりJCゴルフクラブを省略するとこうなる。だが、今日ほどJCが社会的に認められなかった発足間もない頃には、やれ坊チャンクラブだ、坊やのサロンなどと、ほんの一部ではあったがそのようなカゲ口も聞かされた時代だけに、堂々とJCの下にゴルフクラブとつけるには遠慮があった。
そこで、たしか黒川光朝君(前会長)の提唱で、何だか分からない名前と語呂合せにしようではないかという訳で“じゃがいもクラブ”が東京に生れた。勿論難しい綱領や定款もある訳でなく、同好者が集って楽しく、また新入りが入って気が張らないものにしよう、ただ次の2つのことは後世に伝えようではないか、と云って話し合ったことが、いまだに全国のじゃがいもクラブのバックボーンになっているようである。つまり、じゃがいもクラブとは云ってもJCの名前を冠する以上、あくまでお家の憲法である“友情と訓練”の場であることを忘れないようにしよう。それからもう一つは、いずれ40才になったらJCは追い出されることになるが、それでもここだけは現役とOB のかけ橋として残そうではないか、ということである。

「修練・奉仕」、そしてOBと現役の架け橋として、じゃがいもクラブは創立されたんですね。
日頃何気なく行っているじゃがいもクラブにも、深い歴史があったことがわかります。

ゴルフのマナー、エチケット、ルールもしっかりと学び、スコアも良くなるよう練習に励みます。

2020年の網走青年会議所は、新谷理事長を先頭に、スマートシティ網走の端緒を開くため、ど真ん中の気概で活動・運動を展開しております。今後とも、網走JCブログをよろしくお願いします。