9月2日(月)、東京農業大学 イノベーションベースにて、9月第1例会「地域課題解決への道筋~エコツーリズムから学ぶ~」が開催されました。
本例会は、今年度より東京農業大学で「くじらと観光との共生を考える研究室:くじらボ」と題しプロジェクトを推進している小林駿氏に、エコツーリズムの観点から地域活性化を目指し研究している背景、実現に向けての課題や解決策についてご講演をいただき、地域課題へのアプローチ法を学び、さらに、小林氏の元で日々地域課題について修学している学生と郷の文化・資源をテーマとした課題解決へのプロセスを考える「学生との対話」を行い、地域課題への向き合い方を理解することで、学生及びJC会員双方の地域課題に取り組む意識を高める目的で開催されました。
まずは、講演を「東京農業大学 生物産業学部 自然資源経営学科 小林駿氏」に現在行っているエコツーリズムの観点より研究背景、実現に向けた課題への取り組みについてのご講演から課題解決に至るプロセスを理解することで、地域課題へのアプローチ法を学びました。
その後、「網走市が抱える地域課題解決に向けて」に対し『自分たちが取り組むべきこと』『解決までのプロセス』を学生と会員とでディスカッションし各グループにて取り纏め、結果を発表する時間を設け他グループを含む参加者全員で共有しました。
ディスカッションでは、各テーブルで多くの意見が飛び交い、学生の皆様も臆することなく大胆な発想で網走をより良くするためのアイディアを考えてくれました。そのアイディアはメンバーも驚くような視点で、今後の運動に役立つヒントになったように感じます。また、学生の皆様からも貴重な経験をすることができたというお言葉もいただき、あっという間の1時間半という短くも実りのある時間となりました。
2024年度スローガンである「誠意」を様々な形で見せられるように、網走青年会議所メンバー全員で選進してまいります!