創立70周年記念式典 開催テーマ『北天を駆ける』について

「北天」…北国の空。
司馬遼太郎「街道をゆく」の中に、オホーツク人を描写した「北天の古民族」という記載から、オホーツク文化の中心である網走の歴史と独自性を表したもの。オホーツク人のエッセンスをいれることで、長い歴史の中で育まれた網走という地域の文化、歴史、独自性を表現した。

「駆ける」…速く走る。疾走する。攻め進む。
エゾ地を改め北海道と称し、道内を 11 国 86 群に分け、その名を定めた際、北見国網走群として、「網走」という名が始まる。「駆ける」は、網走という地名の「走」から想起されるもの。「先駆ける」、「先駆者」という言葉も含意する。1952 年 JCI 網走は、北海道で 4 番目の創立であり、まさに先駆的な取り組みで、他の地域を先駆けてきた。2015 年から始まった網走マラソンにも共通し、網走の地域性を表現した。

1952 年から現在にいたるまで、JCI網走は激動の時代の中、この網走の「北天」を「駆けて」きた。その想いを胸に、未来に向かってより一層歩みを進めていく気概を込めた。