災害ボランティア組織連携会議

2019年10月3日、網走市、JCI網走、網走市社会福祉協議会は、災害時において3者が効率的かつ効果的に災害ボランティア活動の支援を行うとともに、平常時から連携・協力し、防災意識の高揚と地域防災力の向上を図ることを目的に、協力協定書を締結しました。

きっかけとなったのは、2018年9月の胆振東部地震です。網走市も他の市町村と同様にブラックアウトとなりましたが、災害時のガイドラインがなく、また行政・関係団体との連絡調整も不十分であり、平時から連携し、災害時に備える必要性を痛感したためです。

2018年10月には、網走市総務防災課 石井参事、網走市社会福祉協議会 山中主幹、一般社団法人北海道災害対策協議会 石山専務理事を講師として、例会を開催、青年会議所に求められている行動を明確にし、有事の際に率先して行動できる環境を整備していくことを確認しました。

さて、この日は管内の社会福祉協議会が集まり、ボランティア組織連携会議が網走セントラルホテルで開催され、協定を締結したことをきっかけに、JCI網走にもご案内をいただき、新谷理事長予定者、梅津専務理事予定者が参加しました。

災害ボランティアの整備について、網走市、社会福祉協議会、JCI網走の協定書締結がモデルとなることもご紹介いただき、新谷理事長予定者からは、以下の発言をさせていただきました。

・青年会議所は全道、全国にネットワークがある。また、地区や本会にも常に災害対策の委員会が常設されている。さらには、OBの組織もあり、ネットワークやスケールメリットがあること。

・2016年十勝清水、2019年胆振東部でのボランティアでの実績やノウハウがあるあこと。

・管内のJC空白地において災害が起きた時でも、隣接している青年会議所が支援に伺う等の連絡調整や連携が必要ではないか。

今後も地域の防災力の向上に向けて、行政や関係団体と連携し、運動してまいります。