「世界の公衆衛生のモデル 台湾から学ぶ」

8月27日、鴻巣先輩が会長をお務めされている網走日台親善協会の通常総会と懇親会に、網走JC理事長として参加。

2011年、杉本理事長、石川直前理事長、鴻巣副理事長が、李登輝元総統と台湾で面会する機会があり、そこから網走でも協会が始まったそうです。面会が決まったのは、2.3日前で急遽フライトの手配をして、台湾に向かったとのこと。
先輩たちの行動力と大胆な発想…今年もまだまだやれる事はあるはず…と実感。。。

台北駐日経済文化代表処 周学佑処長の講演では、
・台湾の感染者数は、487人(8月26日)
・武漢などへの海外渡航歴の追跡から、感染の疑いがある患者を特定するシステムは、わずか3日で導入!
・民間の力で構築されたマスクマップも、3日で開発!

徹底した情報公開や、IT技術と行政の連携から迅速な対応に努めたとのこと。

それを牽引したのが、IT大臣オードリータン
・初の35歳閣僚
・最終学歴 中学の初の閣僚(IQ180笑)

イメージではテクノロジーを駆使してコロナ対策をやったんだろうなと思っていましたが、それだけではなく、町内会長が隔離者に毎日電話をして、状況や必要物資はないか、確認しているそうで。
人とのつながりも、とても大切にしており、国民全体の団結を呼びかけ、内閣支持率は60→85に上昇したそうです。

そんな対策を講じることができたのも、2003年のSARSの経験から。
台湾は、WHO等の国際組織に加盟することができず、ウイルスの情報をもらうことさえできなかったそうです。その経験を糧としてコロナ対策に当たっているとのことでした。

2021年のASPACは、台湾での開催!楽しみです!

2020年の網走青年会議所は、スマートシティ網走の端緒を開くため、ど真ん中の気概で活動・運動を展開しております。今後とも、網走JCブログをよろしくお願いします。