【新型コロナウイルスについて】

 2月24日、厚生労働省 新型コロナウイルス感染症対策専門家会議では、これから1~2週間が急激な拡大に進むか、収束できるかの瀬戸際となり、感染拡大のスピードを抑制し、可能な限り重症者の発生と死亡数を減らすことを目標にすると見解が発表されました。

 それを受け、2月25日(火)政府は「新型コロナウイルス感染症対策の基本方針」を決定しました。それによりますと、

・ 閉鎖空間において近距離で多くの人と会話するなど、一定の環境下であれば、せきやくしゃみがなくても感染を拡大させるリスクがある。
・ イベント等の主催者においては、感染拡大の防止という観点から、感染の広がり、会場の状況等を踏まえ、開催の必要性を改めて検討してほしい。(イベント等の開催については、現時点で政府として一律の自粛要請を行うものではない)

との方針が発表されました。イベントの開催について、一律の自粛要請を行うものではないとされておりますが、国内、また網走市内においては、スポーツや各種イベントが中止や延期となっています。

 冒頭、2月25日で政府の方針を受けて会員には周知をしたところですが、2月26日(水)北海道教育委員会が道内の小中学校を臨時休校にするよう市町村の教育委員会に要請し、網走市においてもすべての小中学校で、2月27日~3月4日まで休校することが決定されたことを受けて、コロナウイルスの収束に向けて瀬戸際とされる重要な時期であることから上記を鑑み、また市民の皆様、会員の所属企業、ご家族の不安を考慮し、網走青年会議所として一段階対策を強化しました。

 一般社団法人網走青年会議所は、以下の対策を講じます。

・ 3月2日(月) 拡大委員会による3月第1例会 → 延期 
・ 3月12日(木) ひとづくり委員会によるスピーチ力向上セミナー → 延期
・ 網走青年会議所として、2月25日から1~2週間のイベント、委員会、三役会などの諸会議は禁止し、web会議等で対応する。
・ 上記の延期となった例会や事業については、再度理事会で日程を再審議したうえ、改めて決定します。また、3月中旬以降の例会、事業、諸会議については、コロナウイルスの状況に合わせて判断します。

 今後とも、我々が「まちのど真ん中」で運動を行うために、ご理解を賜りたく、よろしくお願い申し上げます。

一般社団法人 網走青年会議所 2020年度理事長 新谷 正樹