祝辞

網走青年会議所シニアクラブ 2022年度 会長

石 川 玲 司  先 輩

 一般社団法人網走青年会議所創立70周年記念式典を開催するにあたり、網走青年会議所シニアクラブ会員一同を代表し、心よりお祝いを申し上げるとともに、各地からご出席いただきました皆様に心より歓迎の意を表します。
 1952年の設立以来、数多くの歴代メンバーの方々が、網走を想う創始の精神を受け継ぎながら、地域の未来を切り拓く先進的な事業を数多く行ってきました。顧みれば、数々の取り組みの積み重ねこそが、人を育て、故郷を豊かにしようと力を尽くす網走青年会議所の歴史であり、地域の各界各層を下支えし、網走の発展の原動力となってきました。これまでの歴史を紡いでこられた歴代メンバーの方々に改めて敬意と感謝を申し上げます。
 世界は加速度的に変化のスピードを増しています。先行きが不透明で、変化の激しい時代こそ、青年経済人らしい大胆な発想や情熱溢れる行動力で、明るい豊かな社会を実現すべく、更なる活動の推進に期待しています。今年度のスローガン「まっすぐ」を現役メンバー一人ひとりが体現し、地域の課題に正面から向き合い、まちの未来を築いていって下さい。
 我々網走青年会議所シニアクラブは、常に現役の応援団として精一杯サポートしていきます。今を大切に生き抜いて、この先90周年、100周年へと歴史をつないでいっていただけるように、現役メンバー各位のより一層の活躍に心からのエールを送ります。
 青年会議所運動の今後益々の発展をお祈りし、ご挨拶と致します。

北海道知事

鈴 木 直 道  様

 一般社団法人網走青年会議所が、創立70周年の節目を迎えられましたことを心からお祝い申し上げます。
 貴青年会議所におかれましては、明るい豊かな社会の実現を目指して昭和27年3月に設立されて以来、「英知」「勇気」「情熱」の信念を代々受け継がれ、昨年には、次の世代を担う子どもたちに地元の魅力や価値に触れていただく青少年育成事業として、市内の小学生とその保護者などを対象に、網走地域では珍しいコメの陸稲栽培にチャレンジしていただくなど、地域社会のリーダーとして、まちづくりやひとづくりに熱心に取り組まれ、ふるさと網走の発展に大いに貢献されてきました。長井理事長をはじめ、歴代の役員や会員の皆様のこれまでのご努力と熱意に対し、深く敬意 を表します。
 新型コロナウイルス感染症の流行が長期にわたり、道民の皆様の暮らしや地域経済に大きな影響が及ぶ中、道としては、ウィズコロナの長期化に備えた中小・小規模企業の維持・継続に万全を期すとともに、ポ ストコロナを見据え、デジタル化や脱炭素化といった新たな社会経済の変化への対応力強化や多様な人材の活躍促進による人材の育成・確保などに取り組んでまいりますので、引き続き、ご理解とご協力をお願い申し上げます。
 会員の皆様におかれましては、先輩達から受け継がれてきた崇高な志を大切に、創立70周年を契機として、人々が活力をもって暮らし、子どもたちが健やかに成長するまちづくりを進めるため、一層の熱意を持 って活動されることをご期待申し上げます。
 結びに、一般社団法人網走青年会議所のますますのご発展、並びに会員の皆様のご健勝とご活躍を心から祈念し、お祝いの言葉といたします。

網走市長

水 谷 洋 一  様

 一般社団法人網走青年会議所が創立70周年を迎えられた事を心からお祝い申し上げます。
 戦後の混乱が残る昭和27年に全国で28番目、北海道では4番目に設立され、以来、愛郷無限の精神に基づく情熱あふれる活動を継続してきた歴代の理事長、役員の皆様をはじめ、諸先輩のご尽力に重ねて敬意と感謝を申し上げます。
 私も網走青年会議所のメンバーだった一人として、卒業から20年近く経った今も思うことは、時代と共に生き、そして活動してきた仲間は生涯の友であり、世代を超えた交流は何に代え難い大切な宝物です。
 さて、今を生きるこの時代、新型コロナウイルスの感染拡大は私たちの生活を大きく変化させてしまいました。新生活様式を謳い、人と会う時はマスクを着用し、友達とご飯を食べるときは会話を慎み、衝立を置くことで日常が可能となりました。また、戦後、70年経った今も世界の中では現実に起こってしまうのだという事を目の当たりにした時でした。いつ何時、私たちの日常が非日常となるかもわからない、まさにオセロゲームのように白から黒へと一気に変わってしまう日常が当たり前になった70年目の出来事でした。
 こうした中、人々は不安とやり場のない怒りをぶつけ、自由、民主主義といった戦後私たちが信じ続けてきた価値が色褪せたのではなく、まさに見つめ直しが迫られているのではと感じます。しかし振り返れば、世界史においても、200年前の徳川幕府から明治維新においても、おくべき価値こそ違え、私たちは歴史の繰り返しの中で生きていると感じます。
 まさに温故知新。「社会的・国家的・国際的な責任を自覚し、志を同じうする者、相集い、力を合わせ、青年としての英知と 勇気と情熱を持って、明るい豊かな社会を築き上げよう」との理念は、古さと新しさを備え持つ価値であろうと思います。
 これまでも、そしてこれからも、その理想と理念を胸に皆さんのバイタリティーと新鮮な発想力でまちづくりの中心的役割を果たすものと確信をしています。
 皆さんの今後益々のご発展とご健勝、ご活躍を祈念申し上げまして、お祝いの言葉といたします。

網走商工会議所 会頭

北 村 讓 二  様

 創立70周年を迎えられましたことに、心からお祝い申し上げます。
 一般社団法人網走青年会議所は、昭和27年、全国で28番目、北海道で4番目に産声を上げ、以来、70年という長きにわたり、地域の青少年育成やまちづくりに積極的に取組み、時代を先取りした鋭い感覚で歴史を築いてこられました。今日の網走青年会議所の強固な基盤は、会員の皆様を始め、歴代の役員、会員皆様の並々ならぬご尽力の成果とお慶び申し上げます。
 また、現在も地域の発展を胸に活動を続けられ、更にその内には、情熱や順応性、果敢な行動力の大きな力をも秘めていると拝察いたします。
 人口減少社会を迎える中、網走市においても地域の魅力を発信し、更には地域を支える人材の育成といった取り組みが、今後益々重要となってまいります。さらには、2年以上にも及ぶコロナの影響により、地域経済も大きなダメージを受けました。「地域を元気に」「市民を元気に」する活動が、今求められています。網走青年会議所にはこうした課題への取り組みを期待するところであります。
 網走商工会議所は、社会経済環境の変化に対応していくため、また地域の課題解決につなげていくために「信頼される商工会議所」「行動する商工会議所」のもと、事業者支援と地域振興に取り組んでまいります。
 地域の発展のためには、様々な機関や団体などが連携を深め、同じ方向を向いて行うことが欠かせません。
その中で新たな策を創造し、網走市の持続的発展の実現に向け、共に、誠心誠意、全力で取り組んでまいりましょう。
 結びに、これからも、会員皆様の持っている個性をいかんなく発揮され、新しいステージへ向えますように祈念いたしまして、お祝いの言葉とさせていただきます。本日はおめでとうございます。

公益社団法人日本青年会議所 2022年度 第71代会頭

中 島  土  様

 一般社団法人網走青年会議所の皆様、創立70周年、誠におめでとうございます。
 本年度、長井寿公理事長のもと「新たな価値と人のつながりから、夢溢れる網走の 創造」を掲げられ、社会課題に対し、多くの持続可能な仕組みをつくる運動を展開さ れる事と存じます。
 これまで長年に渡り、日本青年会議所へ、素晴らしい人財をご輩出下さっておりますことに衷心より感謝申し上げますとともに、青年会議所運動を通して、まちに多くの価値を創出して来られたことに対しまして、心より敬意を表します。
 日本青年会議所と致しましては、「まちにより良い変化をもたらし愛が溢れる国をつくる」を基本理念として掲げ、各地青年会議所と手を携え、皆様のまちをより良くするための運動を展開してまいります。引き続き深いご理解とご支援をお願い申し上げますとともに、私共を大いにご活用頂ければ幸いです。
 結びに、70周年の大切な節目の年に、貴青年会議所のさらなるご発展、並びに地域において素晴らしい運動の成果を出されること、さらに、現役会員、先輩諸氏の皆様にとって実り多き一年となられますことを心よりご祈念申し上げます。

公益社団法人日本青年会議所 北海道地区協議会 2022年度 第71代会長

三 澤 計 史  様

 一般社団法人網走青年会議所が創立70周年を迎えられましたことに、公益社団法人日本青年会議所 北海道地区協議会を代表いたしまして心よりお祝い申し上げます。
 1952年3月14日、日本で28番目、北海道で4番目に創立以来、今日に至るまで輝かしい歴史と伝統の礎を築いてこられました先輩諸氏の皆様に心からの敬意を表するとともに伝統を受け継ぎ、力強い運動を展開されております現役会員の皆様にも心から敬意を表します。
 貴青年会議所におかれましては、長井寿公理事長のリーダーシップの下、「まっすぐ」をスローガンに掲げ、先駆けの精神によって時代に即し常にまちや人に、より良い変化をもたらすなかで希望に満ち溢れた地域の創造に向けて、多くの市民の皆様とともに網走から北海道が輝く運動が展開されますことをご期待申し上げます。
 今もなお多くの人々に不安を与え続ける新型コロナウイルス感染症の拡大は、新しい生活様式への順応を加速させました。同時に、世界経済においてもデジタル化に対応し、既存の価値観にとらわれない産業が優位性を示す構造への変化が加速していき、大きな時代の転換期を迎えております。当協議会は本年、『CREATIVE DESIGN~誰もがあこがれる北海道の創造~』とスローガンを掲げ、まちを良くする人財を増やし、社会に幸せを生み出し続ける仕組みが自走する状態を目指すこと で、世の中の人々が感じている不安を解消し、誰もが住みたい、訪れたいとあこがれる北海道を創造して参ります。
 結びに、貴青年会議所が70周年を機に新たな素晴らしい歴史を築かれさらなる発展を遂げられますとともに、先輩諸氏の皆様、現役会員の皆様のご多幸とご健勝を心よりご祈念申し上げ、お祝いの言葉とさせていただきます。

公益社団法人日本青年会議所 北海道地区北海道ブロック協議会 2022年度 会長

玉 田 尚 久  様

 一般社団法人網走青年会議所が創立70周年を迎えるにあたりまして、北海道地区北海道ブロック協議会会長として心よりお祝い申し上げます。
 まず始めに1952年3月14日の創立以来、地域からの信頼と共感の礎を築いてこられました先輩諸氏の皆さまに心からの敬意を表する次第であります。また、歴史と伝統とともに強い意志を受け継ぎ、地域において運動を展開されております現役会員の皆さまに対しましても、厚く御礼申し上げます。また、日ごろより公益社団法人日本青年会議所 北海道地区北海道ブロック協議会の運営に際しまして、多大なるご理解とご支援を賜っておりますことにも、重ねて感謝御礼申し上げます。
 本年度は、長井寿公理事長のもと、先達が培ってこられました歴史と伝統のバトンを受け継ぎ、網走を愛する想いを形に変えるべく、「まっすぐ」に突き進んでいることかと存じます。70年という長きに渡り、紡い でこられました尊い運動は必ずや網走の未来を明るく照らす道標になると確信をしております。
 本年度、北海道地区北海道ブロック協議会では、理念教育システムの再構築・行動化のための良質な情報の共有・多様性のある組織の確立を重点目標とし、理念共感グランドデザインの推進をしているところでございます。我々の社会をより良くする運動の最大化を図るため、全てのJAYCEEが理念を理解し、地域の若者から今まで以上に共感を得られる組織を確立することで、会員の増強を図って参ります。
 結びになりますが、貴青年会議所の今後益々のご発展と地域でのご活躍、これまでご高配を賜りました関係各位の皆さまのご健勝とご多祥をご祈念申し上げまして、ご祝辞とさせていただきます。