室方針 人間力開発室
人間力開発室 担当副理事長 竹屋 真征
テクノロジーの進化で私たちの生活様式は大きく変化し、時間価値が見直されて久しい現在、効率化重視に加え、行いに対する正当な対価を求める風潮が高まりをみせる一方で、自己犠牲が伴う施しの尊さに巡り合う機会は減少してきました。ひとが創る地域は人間力に帰依し、地域と密に関わる私たちが成長を続ける先に地域発展の未来があることから、ひとの魅力で感興をそそる地域へ、無財の七施を灯火に人間力を高める必要があります。
まずは、網走JCの会員に適した人間力開発の機会を提供するために、思考と意識に関する調査を実施することで、人間力向上へ効果的なアプローチ方法を明確にします。そして、新入会員がリーダーシップを発揮できるJAYCEEへ成長するために、青年会議所の理念と目的の理解から理想の人間像を熟慮することで、在籍年数に関わらず存在感を示すことのできる豊かな創造性を養います。さらに、網走JCの未来を牽引できる人財へ発達するために、修練で得られる実体験から青年会議所運動に対する自身のスタンスを明確にすることで、養った創造性を具体化します。また、会員一人ひとりが課題発見力の高い柔軟な観点を習得するために、観察力と洞察力を兼ね備えた感性を養うことで、ゼロベースで物事を捉える意識を醸成します。そして、地域に存在感を示すことのできる人財となるために、すべての事象を自分事として捉える感受性を高めることで、直面した課題に率先して取り組む行動力を身につけます。さらに、身につけた行動力を持続させるために、自己犠牲が伴う施しの尊さを認識することで、利他的行動から得られる幸福感を悟ります。
他がための施しに喜びを見出した私たちの姿は魅力に満ち溢れ、優れた人間力と共に進み続ける地域の成長は人々に夢と希望を与え、ひととまちの両輪で紡がれていく地域に生まれた価値から、誰もが夢を抱き挑戦できる、持続可能で明るい豊かな社会を創造します。
<事業計画>
1.会員に対する人間力向上に関する事業の実施
2.新入会員育成事業の実施
<担当例会>
1.5月第1例会
2.11月第1例会
