地域開発室 担当副理事長 竹屋 真征
モバイル端末の普及とICTの発展で、オフラインをデジタル世界が包含するアフターデジタルを背景にOMOが浸透し、消費活動の多様な過程に応える利便性の高い社会が訪れました。パンデミック対応措置の定着で、地域とひとの直接的なつながりから地域課題解決への挑戦が可能になり、新たな関係人口創出や青少年育成の地域課題解決へ向けて、OMOの観点で最大化する地域の魅力から誰もが誇れる地域の未来を創る必要があります。
まずは、網走の魅力から地域課題解決へ向けた足がかりをつくるために、地域特性から見たオホーツク地域の強みと弱みを有識者から学ぶことで、他地域と比較した網走の優位性を見出します。そして、地域とひとの直接的なつながりから網走の課題を解決へ導くために、網走の優位性とOMOの観点を統合した地域活性化事業を構築し、オンラインとオフラインの有用性を兼ね備える時代に即した新たな取り組みを創出します。さらに、地域の青少年が網走の未来を創る担い手としての当事者意識をもつために、新たな取り組みから網走と自身を結び付けたアイデンティティを確立し、揺るぎない郷土愛を浸透させることで、網走の未来を自発的に担う気概を高めます。また、未来を見据えた持続可能な網走の基盤を創るために、郷土愛を有する青少年が経験豊富な成年者と交流し、多様な人生観の容認から自己肯定感を高めることで、ハングリー精神と豊かな独創性をもった人財を育成します。そして、網走の活性化を更に推し進めるために、事業の検証結果を公表し、OMOの可能性を地域に示すことで、新たな取り組みの継続運用へ向けた環境を創造します。
オンラインとオフラインの統合で地域の魅力は最大化され、志を高くもった青少年の姿はまちの未来に希望をもたらし、市民が地域に誇りを感じて魅力を語ることのできる網走の可能性から、地域とひとの心がつながり、誰もが夢を抱き挑戦できる網走を創造します。
<事業計画>
1.ひとのつながりによる地域課題解決に向けた調査・研究
2.ひとのつながりによる地域課題を解決する運動の実施
3.未来につながる青少年育成に関する事業の実施
<担当例会>
1.3月第1例会
2.10月第1例会