室方針 地域開発室

地域開発室 担当副理事長 内沼 亜沙美

 網走は、先人たちの努力と挑戦の積み重ねで築かれた自然や文化、人々の温かさが地域固有の価値として息づいています。しかし、地域コミュニティの希薄化により先人の歩みや地域資源に触れる機会が減少し、網走の魅力を客観的に認識する機会が乏しく、地域への誇りが薄れつつあります。目に見えない価値が息づく誇れる故郷の再認識から、その価値を礎とする新たな未来の創造に向けて、まちに対する帰属意識を高める必要があります。
 まずは、市民に効果的な運動を展開するために、網走の歴史と現状の課題を調査・研究し、多様な資料と当時の記録を分析することで、明確になる運動の根拠から方向性を示します。そして、会員に方向性を示し、運動がもたらす成果を高めるために、多様な資料と記録をもとに得られた調査結果を共有し、未来に託された想いと意義を学ぶ機会を創出することで、運動に主体的に取り組む気概を向上させます。さらに、青少年がまちの本質的な価値を認識するために、時代を超えて受け継がれてきた郷の想いに触れ、「過去が今を創り、今が未来を創る」という時代をつなぐ軌跡を体感することで、まちに対する誇りを育みます。また、青少年の帰属意識を高めるために、まちの変遷の記録や過去のこども世代の想いを可視化し、まちへの知見を深める機会を設けることで、自らの暮らす地域への愛郷心を増大させます。そして、時代の変化で忘れられつつあるまちの魅力を未来へとつなぐために、青少年が現在のまちの姿や想いを描き、過去から受け継がれた想いと今の想いを形にしたものを未来へと託すことで、世代を超えて受け継がれてく文化を継承します。
 過去から受け継がれる想いを未来につなぐ体験から青少年の地域への帰属意識が高まり、青少年と市民が共有した体験と想いは過去・現在・未来を結ぶ輪として世代を超えて受け継がれ、地域に活力と新たな絆とつながりをもたらし、愛郷心溢れる地域を創造します。
<事業計画>
1.青少年を対象とする帰属意識醸成事業の実施
2.市民を対象とするまちづくりに参画する責任を再考させる事業の実施
<担当例会>
1.2月第1例会
2.7月第1例会