まちづくり委員会 事業計画

まちづくり委員会 委員長 樋口 夕子

 ICTの発達から携帯端末ひとつで消費行動が完結する便利な時代が続き、アフターデジタルの考え方からオンラインとオフラインの区別が曖昧な新しい情報化社会が到来しました。新たな関係人口創出や青少年育成をはじめとする地域課題解決へ向けて、地域往来の規制緩和で可能になる地域とひとの直接的なつながりと、OMOの観点と地域課題の融合で体現される地域の魅力の再認識から、誰もが誇れる地域の未来を創る必要があります。
 まずは、網走の歴史・文化・地域特性を学ぶために、網走に見識のある専門家の地域解説からオンリー網走の魅力を認識することで、その特性を効果的に活用した地域課題解決策を導き出す体制を整えます。そして、網走の課題を解決へ導くために、網走の特性とOMOを掛け合わせた地域の魅力を体感する地域活性化事業を構築することで、網走の優位性を活かした地域とひとの直接的な交流から網走ファンを増やす新たな取り組みを創造します。さらに、新たな関係人口創出の土壌を創るために、いつまでも輝き続ける網走の原体験から青少年がまちと強固な絆を築くことで、時代に即した地域とひとの結びつきによる未来を見据えた地域活性化の気運を高めます。また、地域の子どもたちが自分自身や網走の未来に夢をもてる持続可能な網走を創出するために、多くの経験をしてきた人々と無限の潜在能力を有する青少年が互いに新しい価値観を見つけることで、地域の未来を創る青少年の豊かな創造力を養います。そして、実施事業の継続的な運営を促すために、実施までの流れで見えてきた成果と課題を公表し、新たな取り組みの有用性をまちに示します。
 新たな色づけから自然・歴史・観光・文化・生活すべてまちの魅力は体現され、五感で感じ取ることのできるまちには人々が集い、多種多様な交流は新たな価値観を生み、未来を創る青少年と地域の絆から心がつながり、誰もが夢を抱き挑戦できる網走を創造します。

<事業計画>
1.ひとのつながりによる地域課題解決に向けた調査・研究
2.ひとのつながりによる地域課題を解決する運動の実施
3.未来につながる青少年育成に関する事業の実施

<担当例会>
1.3月第1例会
2.10月第1例会